たんたん・くららのよこかなたより

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横浜金沢のいいところをたくさん紹介していきます。 横浜金沢観光協会 〒236-0028 横浜市金沢区洲崎町1-18   協働オフィス金沢内 ℡045-780-3431

カテゴリ:数にまつわる話( 4 )

金沢四石

『金沢四石』とは、称名寺の浄土庭園の池・阿字ヶ池の中に立つ『美女石』『姥石』、琵琶島神社門前にある『福石』、以前ご紹介した金龍禅院にある『飛石』の4つの石のことで、それぞれに伝説を持つ石です。

こちらは称名寺の美女石。姥石は現在行方不明(戦後いつの間にかどこかへ行ってしまったそうで・・・ミステリアスですね^_^;)。池の中にぽつんと立つ姿は、確かに柳腰の美女を連想させる姿です。
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昔ここを訪れた姫君が池の美しさにひかれて落ち、助けようと飛び込んだ乳母もろとも溺れてしまい、その亡骸が石になった・・・とも、その供養のために立てた・・・とも、また単に浄土庭園を造った金沢貞顕が趣を添えるために置いた・・・とも言われます。
(京急金沢文庫駅より徒歩約12分・称名寺境内)

続いて『福石』。
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源頼朝が瀬戸神社に参拝した際この石に「服」を 掛け、海水で禊祓(みそぎはらえ)の神事を行ったと伝えられていることから「福石」と呼ばれています。
 また、古来この石の前で物を拾うと、「福」までも拾うことから「福石」とも 呼ばれているということです。なにかイイモノが落ちていないかと一生懸命探してみましたが・・・さすが神社の門前です。ごみのひとつも落ちてませんでした・・・残念(?)。
(京急金沢八景駅より徒歩約3分・瀬戸神社と道路を挟んで向かい側にある琵琶島神社内)

こちらは『飛石』。金龍禅院のご本堂裏にある庭園に立っています。(扉の中にありますので、見学の際はお寺の方にご案内していただいてください)
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え? どれが『飛石』かって・・・? これです、これです。
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中央に写っているこのもじゃっとした縦長の石が『飛石』です。瀬戸明神が伊豆の三島から飛来し、この石に飛び移ったと伝えられる巨石です。その伝説から名前が由来しますが、『鳥の鳶に形が似ているからトビ石』という説もあります。
もとは九覧亭のあった山の上にありましたが、文化9年(1812)の大地震で現在の場所に転げ落ちたと伝えられています。それにしても石が見えないくらいの植物が・・・時の流れを感じさせます。
(京急金沢八景駅より徒歩約8分・金龍禅院内)

『金沢四石』とはいえ、3つしか現存しないのがちょっと残念ですねvv
数にまつわる話、『4』でした。
by yokokana-kanko | 2013-06-19 09:47 | 数にまつわる話

金龍禅院/九覧亭

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京急金沢八景駅から徒歩8分くらいのところにあるお寺・金龍禅院。
取材の日はお彼岸だったためにお墓参りのお線香の香りがしていました。
(お忙しい時に取材にご協力いただきありがとうございました。お参りの方にはお邪魔にならないよう配慮しています)

裏山の『九覧亭』はかつて金沢随一の眺望といわれた展望台でした。野島、平潟湾、瀬戸橋などの勝景が一望できる九覧亭の名前は「金沢八景」の風景と富士山(他説では能見堂)が見えることから名づけられました。開国後は外国人観光客にも人気の場所で、ここから眺めた風景は写真にも多く残されています。(参考/長崎大学附属図書館 「幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」

登ってみました、九覧亭。わくわく。
ご住職にお断りして、裏山の上り口の門を開けていただきます。
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ご覧の通りの山道です。苔むした石段が歴史を感じさせいい雰囲気です♪
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登りきった所には藤棚と、昭和33年に建てられた聖徳太子堂があります。花の季節にはきれいでしょうね。
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残念ながら、現在の眺望はこのとおり・・・季節もあってか、木が生い茂ってあまり見えません。
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でも、「え?! こんな街中にこんな山?! 」とびっくりするほどけっこう高いので、ちょっと楽しかったです。古写真片手に訪れて、往時と比較するのもタイムスリップしたようで面白いかも・・・

横浜金沢の数『9』の場所でした。
by yokokana-kanko | 2010-09-22 11:43 | 数にまつわる話

新 金沢八景

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きっぱりと秋が来ましたね!
昨日とはうって変わって、爽やかな秋の風が吹きはじめました♪
これからの季節はウォーキングにぴったり。
新金沢八景の風景を訪ねてお散歩してみるのはいかがでしょうか?


近代化が進んで地形・街並み・風物は変わり、往時の金沢八景を見ることはできません。そこで、平成20年金沢区政60周年を記念して、NPO法人横濱金澤シティガイド協会が主催となり、平成の新金沢八景を区民の投票により決定しました。

新金沢八景決まる

金沢区の海岸線は昭和40年代に始まった埋立て事業により大きく変わりましたが、平潟湾プロムナードをはじめとする海辺の風景は昔におとらず素敵です。
『春色』の西柴の桜トンネルは、今年3月に桜の植え替えリニューアルが行われ、以前の枝ぶりに戻るには少し時間がかかりそうですが、若木に咲く花もかわいらしくてきれいですよ(*^^)v(4月の記事・花ごよみをご覧ください)来年も春が楽しみです。
by yokokana-kanko | 2010-09-15 11:32 | 数にまつわる話
金沢区には、数にまつわる場所やものがけっこうあります(^^♪
集めてみるとなかなか面白いですよ。

・金沢三山
・金沢四石
・金沢七井
・金沢八景(新・金沢八景)
・金沢八名木
・『九覧亭』
・金沢百景
・・・・ついでに『横濱金澤七福神』。


今回はこの中で、京浜急行の駅の名前にもなっている『金沢八景』を掘り下げてみます(*^^)b

金沢八景は、江戸時代の僧・心越禅師が能見堂から見た金沢の美しい景観を、故郷・中国の名所『瀟西八景』になぞらえた八編の漢詩に詠んだことから名づけられました。
風光明媚なこの地は江戸時代から人気の高い行楽地として賑わい、また多くの著名な絵師によって絵にも描かれましたが、なかでも歌川広重の描いた金沢八景の絵が有名です。
昭和5年に湘南電鉄(現・京浜急行)が開通し、駅名になにか地元にちなむものを・・・ということで「金沢八景駅」と名づけられました。

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小泉夜雨(こずみのやう)・・・小泉は金沢文庫の南を流れる宮川上流の南岸から手子神社の付近を言います。昔は内海がこの辺りまで入り込み、海辺には老松が生い茂っていたそう。今でも宮川には海の魚が遡ってきて泳いでますよ(*^^)b

内川の暮雪(うちかわのぼせつ)・・・現在関東学院のある内川橋、瀬ヶ崎付近。遠く鷹取山から神武寺へ続く連山をのぞむ雪景色をいいます。

野島夕照(のじまのせきしょう)・・・野島は、もともとは陸続きの島で、百戸の漁師が住んでいました。この漁村の夕暮れは美しく、野島の山頂からは遠く房総の地が望まれました。
現在野島に架かる3本の橋のうちのひとつ、『夕照橋』の名前はこれに由来しています。欄干にギボシを配した趣のある橋です。

称名晩鐘(しょうみょうのばんしょう)・・・称名寺のこんもりした森の中から聞こえてくる晩鐘をいいます。この鐘は、正安3年に北条顕時が改鋳したもので、重要文化財に指定されています。埋め立てや町並みの近代化に従ってだんだんに昔の風情が消えていく中、称名寺には変わらない風景が残っています。

平潟落雁(ひらかたのらくがん)・・・平潟は、野島のふもとから洲崎にかけての地域をいい、潮干狩りで有名でした(今でも「海の公園」では潮干狩りが出来ますけど(*^^))。また、明治の初めまでこの辺りで塩を焼いていました。

乙舳帰帆(おっとものきはん)・・・乙舳海岸に帆掛け舟が帰ってくる風景をいいます。金沢一帯の海岸線が船の「鞆」の形をしていたので「おっとも」というようになりました。埋め立てでその頃の海岸とはずいぶん趣が違いますが、ここから名前を由来する「帰帆橋」の上から眺める海の風景は素敵ですよ♪

洲崎晴嵐(すさきのせいらん)・・・現在「憲法草創の地」碑が建つ洲崎辺りは料亭などが建ち並び、松並木の美しい海辺の観光地でした。今でも「照手姫のいぶし松」など多少の名残りをとどめています。

瀬戸秋月(せとのしゅうげつ)・・・琵琶島から平潟湾を望む風景の美しさを表しています。瀬戸橋付近からの眺めは変わりましたが、琵琶島から眺める平潟湾の美しさは今も変わりません。

広重の絵は有名なので、ネットでも見ることが出来ますが、金沢区内では散歩の途中に見ることができる場所がいくつかあります(*^^)
*シーサイドライン八景島駅から横浜八景島に渡る 金沢八景大橋の欄干に金属のレリーフ絵があったり・・・(画像はこれです)
*シーサイドライン金沢八景駅の高架下・平潟湾プロムナードの途中に 陶板の絵があったり・・・
*金沢区役所の階段脇に 「金沢八景」と「新・金沢八景」の額があったり・・・

今でもとてもこの風景を大事にしています(^^♪
次回は「新・金沢八景」について掘り下げてみま~す。

More レリーフ画像たたみます。
by yokokana-kanko | 2010-09-14 14:45 | 数にまつわる話

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